【朗報】GT-Rと修理歴の密接な関係!知っててよかった!だから安くなる3つの理由
GT-R中古車購入を検討する際、サイトや店頭で「修復歴あり」と書かれていることがあります。「修復歴あり」とは、何でしょうか?そんな怪しい車を購入しても大丈夫なんでしょうか?修復歴に纏わる問題を調べました。
GT-Rと修理歴の密接な関係
修復歴に残るのは、こんな時
あなたのGT-Rに修復歴が残るのは、次のような損傷や修理を行った時です。
フレームからトランクフロアの骨格にあたる部分に損傷や修理された跡が見られる場合です。ただし、ウォッシャー液タンクやホーンなどのネジ止め部分は、骨格部分ではないため、修復歴に残りません。そのため多くの車は、アースを取る時、ここから取るようにしています。
ラジエータコアサポートは、隣接する骨格にあたる部分にヘコミや曲がり、または修理された跡がある場合は、修復歴が残ります。ラジエータコアサポートの損傷は、前方事故に多く見られます。また、後方事故の際は、トランクフロアの損傷が多く見られます。
ボンネットの交換、ドアの交換、トランクのフタ部分のみの交換は、修復歴に残りませんが、落雪などによるルーフの修理は、修復歴に残るので気を付けましょう。もしルーフを修理する際には、事故でないことを証明するためにもGT-Rの修理記録は、しっかり残しておきましょう。
修復歴に残らない修理でもGT-Rの中古車が安くなる理由
修復歴に残っていなくても、GT-Rの中古車を更に値引きさせることができます。それは、ドアの交換やボンネットの修理に注目します。塗装が通常より荒かったり、ネジ山やシーラーの盛り具合が潰れていたりすると値引き交渉の材料になります。これは、車の買取業者が安く買い叩く時に使うテクニックですが、中古車購入時でも使えるので覚えておくと良いでしょう。 1
修復歴を偽っている時の見方と注意点
中古車を選ぶとき事故車がどうかを知ることは、中古車のコンディションを知る上でも重要な情報です。一般的に中古車が事故車かどうかを判断するための基準として、「修復歴」の有無で判断しています。
しかし、悪質な中古販売店では、修復歴を偽って販売しているところもあるようです。そんなお店では、購入を控えたほうが良いのですが、どうしてもそこしか買えないGT-Rがあるなら、下記の部位の修理や損傷がある車は、事故車の可能性が高いため見送る方が良いでしょう。
- フレーム(サイドメンバー)
- クロスメンバー
- インサイドパネル
- ピラー
- ダッシュパネル
- ルーフパネル
- フロア
- トランクフロア
この8つの部位はいずれも車のフレーム(骨格)に関わる部分であり、いずれかを修復しているものは、修復歴がある車です。
逆を言えば、これら以外の部位(例えば、ドアパネルやフロントガラスなど)を交換したくらいであれば事故車の可能性は、かなり低くなります。 2
以上のことを念頭に置いてGT-R中古車購入のお役に立てて頂ければと思います。