【連載2】 排卵から妊娠まで

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排卵から妊娠まで

生理とは、反対に卵子が精子と受精し、子宮内膜にも着床すれば
妊娠します。女性が妊娠する期間は、排卵日の24時間のみです。
排卵日は基礎体温を図ることで、ある程度予測ができます。
一般的に生理日の14日前、低温期が終わり、高温期に入る1~3日の間に排卵が起こる
と言われています。
その日に夫婦で夜の営みを行うことで、着床する確率、つまり妊娠する確率が上がるというわけです。

精子は1日に1000万から1億以上と大量に生産されていて、ひとつひとつの精子は
約80日かけてつくられています。
1回の射精で排出される精子は、2億から3億とされています。
女性の膣内では、強い酸性で、酸に弱い性質をもつ精子は途中で多くが脱落していきます。
卵子は排卵してから、24時間のうち、6~8時間しか受精できないとされています。
精子の寿命である、2,3日以内に卵子に辿りつけない場合は、受精することができません。
卵子のある卵管にたどり着ける精子はわずか、数個…

たったひとつの精子でも卵子までたどり着けることは、本当に奇跡なんです!

受精卵は約7日~10日ほどかけて卵管を移動します。
たったひとつの精子がタイミングよく透明帯と呼ばれる膜を通過して卵子の中に入ると
途端に透明帯が他の精子が入り込めないようにブロックをかけます。
卵子の中に入った精子は卵活性化物質をを出して卵子の減数分裂を足します。
卵子の核が融合して、ひとつの受精卵となり、新しい生命の誕生となります。

こうして出来た受精卵は、受精後35時間ごろから卵管の中で細胞分裂を繰り返し
およそ3日で16分割の桑実胚になります。受精後5,6日目の受精卵は子宮内で浮いている状態になり
同時に子宮膜を20ミリ前後まで分厚くして、受精卵を育てるベッドを作ります。
受精して5,6日後、子宮内で浮遊している受精卵は、子宮内膜のベッドが整ったという信号を
受信すると透明帯の膜を破って子宮内に接します。
そして栄養胚葉が子宮内膜に着床していきます。
子宮内膜の上皮、欠損部分が完全に修復され受精卵が子宮内膜に完全に埋没した状態で
着床が完了です。

だいたい排卵後から数えると6,7日程度で着床が始まって、着床終了までは、12,13日程度かかります。
そして、着床終了から10日程度で妊娠反応が出るようになります。

排卵から妊娠まで、本当に奇跡の連続で、こうして赤ちゃんは産まれてくるのです。

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